水島コンビナートの南部にある通仙園は、瀬戸内海国立公園特別地域に指定されている公園で、ツツジの名所としても知られています。
毎年4月~5月にかけては、3000本のツツジを見に大勢の見物客が訪れますが、工場夜景を眺めるスポットとしては知る人知る穴場スポットです。
駐車場から真っ暗な道をを徒歩で移動する必要がありますが、宮の鼻展望広場から見る夜景は独特で、湾港の設備と共に奥に広がるプラントが楽しめます。
倉敷市水島 通仙園展望広場の詳細情報
感動度 | ★★★(見える場所は1か所で限定的) |
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適合用途 | デート★★ 観賞★ 撮影★★ |
住所 | 岡山県倉敷市児島通生 |
観賞時間 | 終日可能 |
駐車場 | 数台の駐車スペースあり |
駐車場からのアクセス | Aコース10分・Bコース5分 |
車越し観賞 | 不可 |
トイレ | あり(Bコースで行く場合) |
懐中電灯 | 明るめのものが必須 |
その他注意点 | 夜間は暗くて迷いやすいので、初めての方は明るい内に下調べしておきましょう。 野犬やイノシシなどの動物に注意してください。 |
アクセス地図
撮影・観賞のポイント
通仙円展望広場へは、途中までは車で行くことができますが、漁村の集落の中を通り、狭い山道を上がっていくので注意してください。国道からPポイントまでの道順をご案内しています。
展望広場まで行ける道のりは2つあり、AコースとBコースに分かれます。
Aコース
車でのアクセスは比較的楽ですが、歩く時間が少々長いのがネックです。しかし道は平坦で歩きやすいのが特徴です。暗い夜道を歩くため懐中電灯は必須ですが、徒歩10分程度で展望広場へ到着します。
Bコース
展望台までかなり近づいた場所に車を停めることができますが、道のりはダート道が続き、車でのアクセスがしづらいのがネックです。また歩く距離はAコースの半分ほどですが、坂道となっているため注意してください。 こちらも遊歩道に照明はないので、明るい懐中電灯必須です。Bコースの駐車場にはトイレがあります。
どちらのコースにしても、初めての方は明るい内に下見をしておくことをおすすめします。展望広場は草木が生い茂っているので、高めの三脚があるといいでしょう。
通仙園展望広場からの眺め
アクセスには苦労しますが、期待を裏切らない景色が広がります。被写体が遠いので望遠レンズがおすすめです。北方向奥には旭化成のプラント群が広がり、運がよければ手前のクレーンが稼動していることもあります。
大型の船が係留されているときと、そうでないときで景色も大きく変わるのも楽しみの1つです。
北西方向ではサノヤス造船をはじめ、その奥にはJFEスチールのプラントまで見渡せます。辺りは真っ暗ですが、夜中のデートスポットとしてもいいでしょう。