水島コンビナートの工場夜景スポット
水島コンビナートとは
岡山県倉敷市にある水島コンビナートは、水島臨海工業地帯の大部分を占める大型のプラント群のことを言います。その規模は日本でも最大級で、石油精製・石油化学・鉄鋼・自動車などで形成されており、A~Eの5つの地区に分かれています。
コンビナート周辺に山や丘が多いため工場を見下ろせるスポットが数多くあり、工場夜景の知名度もかなり高いのが特徴。近年では大勢の観光客や撮影客が訪れるようになり、一部立ち入りが制限されてしまったエリアもあります。
鷲羽山スカイライン展望台や亀島山花と緑の丘公園など雰囲気抜群でデートや夜景観賞にも向いているスポットも多く、安心して楽しめるスポットがあるのも水島コンビナートの魅力の1つ。
水島コンビナートへのアクセス方法
水島コンビナートの工場夜景スポット周辺には鉄道駅がありません。公共交通であれば唯一、下津井電鉄の下電バスが夜景スポット付近を通っていますが、朝夕の数本しかないので移動には不向きです。
また水島の工場夜景スポットは俯瞰で見下ろせるポイントが多く、移動距離が長いうえに高台などに登る必要があるため、徒歩での移動は非常に困難ですから、できれば自家用車からレンタカーを用意することをおすすめします。
自動車の場合は瀬戸中央道水島ICを下車し、そのまま県道62号線を西に進めばスムーズに水島へアクセスできます。山陽道の玉島ICからでもアクセス可能ですが、少し道が複雑なので迷ってしまうかもしれません。
鉄道の場合はJR倉敷駅か山陽新幹線の新倉敷駅で下車し、ここからレンタカーを借りて移動しましょう。どうしても徒歩でしか移動できない場合は、JR倉敷駅から水島臨海鉄道に乗り換え、水島駅で下車すれば、工場夜景スポット近くまでアクセスが可能です。
ツアーなどを利用する場合
水島コンビナートの夜景や瀬戸大橋のライトアップを船上から観賞できるツアーが開催されています。
立入禁止・撮影禁止エリアに注意
最近では工場を近距離から撮影できる工場道路沿いからの撮影規制が厳しくなり、特に三菱ケミカル・旭化成・エネオスなどがある倉敷市潮通周辺の道路は、写真撮影が禁止されているので注意しましょう。
警備員が飛んできて、データの消去を求められることもあります。基本的に工場道路沿いからの撮影は控えておいたほうがいいでしょう。
また、工場から離れている場所であっても、立入禁止・侵入禁止エリアがが多数あります。そういった場所には立ち入らないように注意しましょう。