広島県大竹市の工場夜景スポット
大竹市は広島を代表する工業地帯で、美しい工場夜景が楽しめるスポットとしても定評があります。ここでは代表的な大竹市内の工場夜景スポットをご紹介したいと思います。
大竹コンビナートの概要
石油化学コンビナートと言えば四日市や水島を思い浮かべますが、日本で最初で出来た石油化学コンビナートは大竹岩国地区であり、1962年に誕生したのが始まりです。今でもダイセル化学をはじめ、三菱ケミカル・三井化学・JXエネルギーなど石油化学系のプラントが光り輝いています。
大竹コンビナートの規模は四日市や水島より小さいものの、工場を観賞・撮影できるスポットは非常に多く、高台から見下ろせるスポットをはじめ、工場道路沿いから迫力のプラントを見上げることができるポイントもあり、変化にとんだ工場が楽しめるのも魅力の1つです。
また街をあげて工場夜景を観光としてアピールしているため、工場の監視や規制を気にすることなく(もちろん立ち入り禁止エリアなどの侵入は不可)工場夜景を楽しめるのもおすすめポイントと言えます。
撮影なら広い範囲の焦点距離をカバーできる準備を
大竹コンビナートの工場夜景スポットは遠景を見渡せる場所から、工場道路沿いから撮れる近距離スポットなど多岐にわたるため、広角から望遠までカバーできるレンズを準備しましょう。
晴海臨海公園や小方港、亀井公園(亀井城跡)や火葬場へ向かう道路沿いなどは高台や遠景からの撮影なので望遠レンズが必須。また堤防沿いやダイセル前、三菱レイヨン前など道路から間近に見渡せる場所では広角レンズが威力を発揮します。
面倒であれば広角から望遠まで幅広くこなせる高倍率ズームレンズを使うと便利ですね。
暗い場所が多いので、行動には注意する
遠景や俯瞰から見渡せるスポットは現地やだとりつくまでの道が暗くなっている場所があるので注意しなければなりません。特に晴海臨海公園、亀井公園(亀井城跡)、火葬場へ向かう道路沿いは暗くて足場も悪くなっていますので明るめのライトを持って移動し、夜間の単独行動には注意してください。
大竹コンビナートへのアクセス方法
大竹市の工場夜景スポットへのアクセス方法としては、山陽道大竹ICで下車するか、公共交通機関ならJR大竹駅が最寄り駅となります。
ただし大竹コンビナートは広い範囲に工場夜景スポットが点在しているため、徒歩や公共交通機関でのスポット間の移動は困難です。
道路沿いの近距離スポットへは駅からの徒歩移動も可能と言えば可能です。全部回るには数キロ歩く必要がありますが、軽装備であればスポットを絞って回れます。
市役所周辺のポイントは車でのアクセスが便利です。どちらのしても自動車のほうが効率よく回れますので、現地でレンタカーを借りて夜通し回るのがおすすめと言えるでしょう。